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この記事を書いている人
あいあんクック社長 竹内 晋
平成3年創業、キッチンカーのパイオニアあいあんクック(AIAN COOK)社長
創業以来これまで1000台超えるキッチンカーを手掛けてきた竹内。
キッチンカーの制作販売だけでなく自らのたこ焼きのキッチンカーで得た経営のノウハウを活かし、多くのキッチンカーオーナーの開業支援も行ってきました。
決して甘くないキッチンカーの独立開業に役立つ情報を、少し厳しい言葉もありつつ愛をもって、
これからキッチンカーでの開業を考えている方、既にキッチンカーを営業されている方のお役に立てる情報を発信していきます。
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夏の営業が一段落すると、秋の行楽シーズンや地域イベントへ向けた準備が始まります。秋は屋外で過ごしやすい日が増える一方、多くのキッチンカーが集まる会場では、商品を見つけてもらい、短時間で選んでもらう工夫が必要です。
「品数を増やせば売上も増える」とは限りません。メニューが増えすぎると、仕込み、在庫、提供時間が複雑になり、廃棄や注文ミスにつながることもあります。
ここでは、キッチンカー経営で取り組みたい、秋のイベント出店前のメニュー見直しについて紹介します。
同じ秋イベントでも、住宅街の地域祭り、音楽イベント、企業催事、スポーツ大会では、来場者の目的や滞在時間が異なります。
家族連れが多い会場では分けやすい商品、スポーツ会場では持ち歩きやすい商品、滞在時間が長い催事では食事になる商品が選ばれやすい可能性があります。
過去に出店した会場では、時間帯別の販売数、よく聞かれた質問、売り切れた商品を記録し、次回の構成を検討しましょう。
商品数が多くても、最初に見せる主力商品は絞ります。看板やメニューの上部へ、商品名、価格、特徴が短時間で分かるように表示しましょう。
「何でもあります」という構成は幅広い注文に対応できる反面、専門店としての印象が伝わりにくいことがあります。
キッチンカーの外装や販売窓口も含め、遠くから見たときに何の店か分かるか確認することが集客の第一歩です。
よく売れる商品が、必ずしも経営に最適とは限りません。食材費、包材費、決済手数料、出店料、仕込み時間などを確認すると、想定より利益が残っていない場合があります。
商品ごとに次の内容を整理しましょう。
「儲かるメニュー」を考えるときは販売価格だけでなく、営業全体の作業負担とロスまで見ることが大切です。
主力商品に飲料やサイドメニューを組み合わせると、客単価を上げられる場合があります。ただし、組み合わせが多すぎると説明が長くなり、会計や盛り付けも複雑になります。
基本セットを一つか二つに絞り、単品との差額を分かりやすく表示しましょう。実際のピーク時間を想定し、複数の注文を続けて処理できるかテストします。
秋らしい食材や季節限定の商品は、来店のきっかけになります。しかし、限定商品のためだけに食材、調味料、容器を増やすと、収納と在庫管理が難しくなります。
主力商品と共通の材料を使い、ソースやトッピングで季節感を出す方法もあります。仕入れが不安定な食材は、欠品時の代替や販売終了時の案内も準備しておきましょう。
試作では一食だけを丁寧に作れるため、本番より短時間で完成することがあります。実際の営業では、会計、決済、盛り付け、袋詰め、受け渡しが重なります。
一度に複数の注文が入った想定で、5食、10食と連続して作り、最初から最後までの時間を測りましょう。
待ち時間が長くなる工程は、食材の配置、作業分担、調理機器の数、キッチンカー内装の見直しによって改善できる可能性があります。
新しいメニューを一度導入しただけで、成功か失敗かを判断するのは難しいものです。天候、来場者数、出店位置、競合店によって販売数は変わります。
出店ごとに販売数、売り切れ時刻、残った食材、お客様の反応を記録し、価格、量、表示、仕込み数を少しずつ調整しましょう。短期間で大幅に変更すると、どの改善が結果へ影響したのか分かりにくくなります。
メニュー構成が決まっても、必要な機器を無理に後付けすると、作業台や収納が不足することがあります。電力容量が足りない、冷蔵庫の扉とスタッフの動線が重なるといった問題も、提供数に影響します。
キッチンカー製作の段階で、主力メニューの調理工程、ピーク時の予定食数、スタッフ人数を整理しましょう。移動販売車製作をオーダーメイドで進める場合は、実際に使用する機器や容器の寸法まで確認すると、完成後のずれを減らせます。
すでに営業している車両も、棚、作業台、電気設備、調理機器の配置をキッチンカー修理・改造で見直せる場合があります。不具合がなくても、繁忙期前にキッチンカーメンテナンスを行い、給排水、電気、扉、車両の状態を確認しておくことが大切です。
売上アップには、価格変更や集客だけでなく、「迷わず注文できる」「混雑時も一定の流れで提供できる」「食材ロスを抑えやすい」という仕組みづくりが欠かせません。事前にシミュレーションをしておくと当日慌てずに済みます。余裕を持って計画していきましょう。
移動販売車やキッチンカーに始めるにあたって、
一番大切な開業相談は代表竹内晋がみずからおこなっております。
竹内は、みずからもたこ焼きの移動販売でキッチンカーを始め、
さまざまなキッチンカーを育ててきました。
具体的な開業内容が決まっている方も、まだまだ構想段階の方も、
開業相談にぜひいらしてください。
また、「体験会に参加したい」という方もご相談ください。
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