AIAN BLOG
この記事を書いている人
あいあんクック社長 竹内 晋
平成3年創業、キッチンカーのパイオニアあいあんクック(AIAN COOK)社長
創業以来これまで1000台超えるキッチンカーを手掛けてきた竹内。
キッチンカーの制作販売だけでなく自らのたこ焼きのキッチンカーで得た経営のノウハウを活かし、多くのキッチンカーオーナーの開業支援も行ってきました。
決して甘くないキッチンカーの独立開業に役立つ情報を、少し厳しい言葉もありつつ愛をもって、
これからキッチンカーでの開業を考えている方、既にキッチンカーを営業されている方のお役に立てる情報を発信していきます。
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キッチンカー開業を進めるなかで、緊張しやすい場面の一つが保健所への申請や施設確認です。「設備はそろえたつもりなのに、説明しようとすると分からない」「完成後に確認したら、想定と違っていた」ということもあります。
営業許可の基準や必要な設備は、地域、営業形態、提供メニューなどによって異なります。インターネット上の情報だけで判断せず、営業予定地域を管轄する保健所へ事前に相談することが基本です。
ここでは、キッチンカーの保健所検査で起こりやすい6つのあるあると、準備のヒントを紹介します。
車両の保管場所や製作場所を基準に相談したところ、実際に営業する地域では別の確認が必要だと分かります。イベント直前になって、必要な手続きが終わっていないことに気づく場合もあります。
キッチンカーは移動して営業するため、「どこの保健所へ確認すればよいか」が分かりにくいからです。営業地域が複数あると、さらに混乱しやすくなります。
出店予定地、営業形態、提供メニューを整理し、まず営業予定地域を管轄する保健所へ確認します。イベント主催者にも、必要な許可や提出書類を早めに聞いておきましょう。
許可の有効範囲を自己判断せず、出店地域ごとに確認することが大切です。
「カレーを販売します」と伝えたものの、どこで仕込み、車内で何を加熱し、どのように盛り付けるのかを説明できません。トッピングやドリンクについて聞かれ、予定していた作業が増えていきます。
商品名だけを決め、食材の受け入れから提供までの工程を整理していないためです。同じ料理名でも、仕込みや車内調理の内容によって必要な設備が変わる可能性があります。
メニューごとに、次の工程を書き出しましょう。
新しいトッピングや季節メニューを追加する場合も、申請時の内容と違いがないか確認します。
必要と聞いた容量のタンクを用意したものの、実際には取り出しにくく、清掃や給水が大変です。排水タンクの残量も確認しにくく、営業中に不安になります。
容量だけを重視し、給水、排水、洗浄、固定、残量確認まで考えていないためです。キッチンカー内装へ無理に収めると、ほかの設備へアクセスしにくくなる場合もあります。
必要容量は管轄の保健所へ確認し、そのうえで注水口、排水方法、清掃性、走行中の固定方法を検討します。満水時の重量も考え、簡単に動かない構造にしましょう。
ホース接続部の緩みや水漏れがある場合は、使用を続けずキッチンカー修理を相談してください。
シンクや水栓は設置されているものの、ポンプを作動させると水の出方が不安定です。排水の流れが悪かったり、必要な備品の置き場所がなかったりすることもあります。
設備が「付いていること」だけを確認し、実際の営業状態で動かしていないためです。電源、給水量、排水経路の組み合わせによって、使用感は変わります。
タンクへ水を入れ、ポンプ、水栓、シンク、排水まで一連の動作を確認します。営業中に使用する石けんやペーパー類についても、清潔に管理できる定位置を決めましょう。
確認方法や必要な備品は、地域の指導に従ってください。
キッチンカー製作がほぼ終わってから保健所へ相談し、設備配置や作業内容の見直しが必要になります。すでに固定した棚や機器を動かすことになり、開業予定にも影響します。
車両を完成させてから申請すればよいと考え、製作前の相談を省いてしまうためです。また、他地域で営業している車両と同じ仕様なら問題ないと思い込むこともあります。
メニューと営業予定地域が決まった段階で保健所へ相談し、確認した内容を製作会社と共有します。図面や設備一覧を使って、製作前、製作中、完成前の節目で確認しましょう。
設備の型式、タンク容量、申請内容を聞かれても、資料が車内のどこにあるか分かりません。担当者だけが把握しており、代理で対応するスタッフが説明できないこともあります。
申請書類、設備資料、営業手順を別々に管理しているためです。内容を変更した際、古い資料が残っている場合もあります。
申請関係の資料を一つにまとめ、最新版を明確にします。車両設備の写真、型式、タンク容量、メニュー、仕込み工程も整理しておくと確認しやすくなります。
提出物や検査当日の準備は、必ず管轄の保健所へ確認してください。
相談前には、少なくとも次の情報を整理しておきましょう。
完成した答えを用意するというより、未確定部分を明確にして相談することが大切です。
キッチンカーの保健所申請では、設備だけでなく、営業地域、メニュー、仕込み、車内作業まで具体的に説明できる準備が必要です。基準は地域や営業内容によって異なるため、早い段階から管轄の保健所へ相談しましょう。
移動販売車やキッチンカーに始めるにあたって、
一番大切な開業相談は代表竹内晋がみずからおこなっております。
竹内は、みずからもたこ焼きの移動販売でキッチンカーを始め、
さまざまなキッチンカーを育ててきました。
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