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あいあんクック社長 竹内 晋
平成3年創業、キッチンカーのパイオニアあいあんクック(AIAN COOK)社長
創業以来これまで1000台超えるキッチンカーを手掛けてきた竹内。
キッチンカーの制作販売だけでなく自らのたこ焼きのキッチンカーで得た経営のノウハウを活かし、多くのキッチンカーオーナーの開業支援も行ってきました。
決して甘くないキッチンカーの独立開業に役立つ情報を、少し厳しい言葉もありつつ愛をもって、
これからキッチンカーでの開業を考えている方、既にキッチンカーを営業されている方のお役に立てる情報を発信していきます。
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秋のイベントシーズンから年末にかけては、キッチンカーにとって出店機会が増えやすい時期です。注文が続くのはうれしい反面、包材切れ、仕込み不足、連絡漏れなど、普段は目立たない小さな問題が一気に表面化します。
繁忙日の失敗は、当日の頑張りだけでは防ぎきれません。現場で起こりやすい6つの「あるある」から、キッチンカー経営に役立つ準備のポイントを考えてみましょう。
メインの商品はまだ作れるのに、専用容器やふた、スプーンがなくなり、販売を止めることになります。予備を探す間に提供も遅れてしまいます。
仕込み数は確認していても、包材を一式で数えていないためです。容器が100個あっても、対応するふたが80個しかなければ、実際に販売できるのは80食程度です。
容器、ふた、袋、カトラリーを一組として数え、予定販売数に対する不足を確認します。セット単位で収納し、営業中に残数が分かるよう箱へ数量を表示しましょう。
収納を追加する場合は、走行中の固定方法や重量も考える必要があります。キッチンカー内装の変更は、専門家へ相談すると安心です。
大規模なキッチンカーイベント出店に備えて食材を多めに準備したところ、冷蔵庫がいっぱいになり、必要な物を取り出せません。扉を開ける時間も長くなります。
販売予定数だけを基準に仕込み、冷蔵・冷凍設備の収容量や、営業中の取り出し順を確認していないためです。
本番と同じ容器へ食材を入れ、冷蔵庫内へ実際に並べてみましょう。使用順に配置し、ピーク前に補充する量と車内へ保管できる量を分けて考えます。
機器の吸排気口を食材や箱でふさがないことも大切です。
繁忙期限定の商品を用意したものの、味、量、辛さ、トッピングについて質問が集中します。会計担当が毎回説明するため、注文列が進みません。
新商品を作ることに集中し、お客様が注文前に知りたい情報をメニュー表へ反映していないためです。
商品写真、内容量の目安、主な特徴、追加トッピング、提供時間を見やすく掲示します。「人気」「おすすめ」といった表示だけでなく、選ぶために必要な具体的情報を添えましょう。
営業前にスタッフ同士で質問役と回答役を決め、説明の言葉をそろえておく方法もあります。
繁忙日だけ入るスタッフが、包材、調味料、清掃用品の場所を探し続けます。オーナーが調理を止めて、その都度説明することになります。
普段のメンバーにとって当たり前の配置を、短期スタッフにも分かる形で共有していないためです。収納扉を開けなければ中身が分からない車内では、初参加の人ほど迷います。
収納へ品名を表示し、営業開始時の車内写真を用意します。初めに任せる仕事を、受け渡し、袋詰め、包材補充などへ絞ることも有効です。
異常や判断に迷う場面では自己判断せず、誰へ報告するかも決めておきましょう。
忙しい営業を終えて数えてみると、販売数、残数、廃棄数が一致しません。サービス提供や作り直しを記録しておらず、何食売れたのか分からなくなります。
ピーク中の記録を後回しにし、記憶だけで集計しようとするためです。現金とキャッシュレス決済が混在すると、確認項目も増えます。
廃棄、試食、作り直し、サービス提供を簡単に記録できる欄を作ります。商品ごとの開始数を決めておけば、「開始数-残数-廃棄数」で販売数を確認しやすくなります。
一日の結果だけで判断せず、複数回の記録から仕込み量を調整しましょう。
扉の閉まりが少し悪い、棚がわずかに揺れる、ポンプの音がいつもと違うと気づいても、「次の出店が終わってから」と使い続けてしまいます。
出店予定が続くと、点検やキッチンカーメンテナンスの時間を取りにくくなるためです。営業できているうちは問題ないと考え、小さな変化を後回しにしがちです。
異音、におい、発熱、水漏れ、ぐらつきは、発生日時と場所を記録します。状態が悪化してからでは修理期間が長くなる場合もあるため、早めにキッチンカー修理を相談しましょう。
焦げたにおいや煙、電源まわりの異常がある場合は、使用を止めて確認を依頼してください。
本番前には、予定する人数とメニューで注文から受け渡しまでを再現します。特に確認したいのは次の項目です。
模擬営業では、順調な場面だけでなく、注文変更やスタッフ欠勤なども想定すると実践的です。
キッチンカーの繁忙期には、食材だけでなく、包材、収納、スタッフ配置、在庫記録、車両状態まで準備する必要があります。忙しくなってから考えるのではなく、通常営業のうちに手順を整えておきましょう。
移動販売車やキッチンカーに始めるにあたって、
一番大切な開業相談は代表竹内晋がみずからおこなっております。
竹内は、みずからもたこ焼きの移動販売でキッチンカーを始め、
さまざまなキッチンカーを育ててきました。
具体的な開業内容が決まっている方も、まだまだ構想段階の方も、
開業相談にぜひいらしてください。
また、「体験会に参加したい」という方もご相談ください。
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